男性の受身と女性の受身

よく、非モテ男性は受身だといわれる*1のですが、しかしそれは「相手の気持ちには応える用意は充分にある」という受身であり、あんぐり口をあけて待ってるだけのものとは少し違うのではないかと思うのです。

「好きな人がいない」「自分からは好きになれない」というだけで、別段「愛してくれ」と激しく欲してるわけではないのではないでしょうか。
要するに「待ち戦法」なだけで、充分に「戦う」意志はある、と。いわば、常にレバーは反対側に入れて、タメている状態にあるのではないか、と。

ところが、女性の「受身」はそうではなく、「男がやってくれてあたりまえ」「楽しませてもらってあたりまえ」で、自分からは、気が向いたとき、あるいは「駆け引き」としてしか応えようとはしない。「待ち戦法」どころか、これでは「ハメ技」ではないでしょうか。

要するに非モテ男性の場合、対象がいないのに「応えたい」という気持ちだけがあり、それで煩悶とするわけですが、女性の場合は、後の先というか、相手の「応えたい」という気持ちを利用すれば良いという観点から、「イイ男いないかなー」とむしろ「ワナを仕掛けて待つ」というような、「ハメ待ち」になると思うのですが、いかがでしょうか…?

追記 (2005-07-22)

書くのを忘れてましたが、このエントリは、

失踪外人ルー&シー - あいのりが何故かカーレースゲームに 2005-07-17『オタ恋ファイターズ』
http://d.hatena.ne.jp/lu-and-cy/20050717#p3

に影響を受けて書いたものです。

素晴らしいモチーフをありがとうございます。

*1:それを称して「ウケミン」と言うそうです。