「立読道」あるいは「タチヨミズム宣言」
以下はタチヨミストを自称する、わたくし益田ラヂヲの提唱する「立読道(リツドクドウ/たちよみち)」あるいは「タチヨミズム宣言」です。
- 情報はタダだ! 情報はそれ自体流通されたがっている…独占などできない。もはや所有すら難しいだろう。その代わり、キミの情報もダダ漏れだ!
- 汚い手で触らない。インクで汚れた場合は気付き次第キレイにふき取り、被害を最小限に抑えるべし。
- 荷物を本の上に置かない。できるだけ最小限のスペースで立ち読むべし。
- きちんと立って読む。どれだけ疲れていても、座ったり、ましてや寝て読むなど厳禁。唯一許されるのが(というか、こっそり見つからないようにできるのが)、膝支え立ち。しかしこれも全体重をかけてはならない。
- 本はちゃんと手に持って読む。たとえアフタヌーンや月ジャン、月マガ、月チャンのような重量級の雑誌でも、きちんと手に持つ。そして、折り目は絶対につけてはならない。ページはもちろん、背にも(これは結構忘れがちだが重要)。
- 読んだ本は感謝とともに元の場所へきちんと戻す。そしてできれば「読む前よりもキレイに」を心がける。他の人が散らかしたものまで片付ける勢いで。
- 一番汚れているものを読む。決して2段目、3段目を手に取ることなかれ。汚れているものが他人の手にある時は、他のものからローテーションしていくこと。え?その雑誌だけ読めば充分? それはタチヨミストとは言わぬ。さっさとその本を買え! そこにあるものを全て読まなければ気がすまないからこそタチヨミストなのだ!
- 他の客に道を開けること。後から来た人には常に道を開けてあげること。購入される人には特に。後ろに目があるくらいの探知力を養うべし。
- 縛りヒモ、カバーを破ることなかれ。いかにタチヨミストであっても、最低限の仁義は守るべし。ヒモやカバーは「タチヨミスト拒否」という店側の断固たる意思表示である。それに抵抗する権利は我々には無い。ただし、掃除攻撃や棚整理攻撃には負けることなかれ。戦え!
- エロ本は買って読め!もしくは黙って記憶しろ!その場でオナニーなどはもってのほか!我々は「勃ち読みスト」ではない!
- そして最後に、気に入った本は買え! まあ、単行本化されてからでいいんですけどね…。
こんなところでしょうか? まだまだあるような気がしますが、順次加筆訂正してゆきます。