いただきます。

その、id:ryokoさんの「RYOKO日記」から、

そういった非モテの人々に「恥をかけ」と言うのは、正直、現実的な解決法ではないんですよね。非モテってのは、いわゆる「心の病」なんです。病気です。病人です。心を患っている人には、適切なカウンセリングが必要なんですよ。ひきこもりや鬱病の人を、無理矢理社会に放り投げて、解決すると思いますか? そんな事はないですよね。非モテは病気だ、という事を認識して、然るべきカウンセリングを行う必要がある……というのが持論です。

えー、ワタクシ、某出会い系サイトを運営しておりますので、このアイデア、いただきたいです。

でもやっぱり、オタク向けと謳うのはツラいかなぁ、と。一般向けを謳い、数年前からサービスを開始し、一時期はエキサイトを凌ぐ勢いだった俺のとこですら、ピーク時会員が約20万人、今はまあだいたいその半分、ってな感じですからねぇ。

mixiもついこないだ会員数10万人を超えたそうですが、あと2年した時に、どれだけ新鮮さを保っていられるか、というのが一番のポイントになるかと思います。その点、はてなはすごいなぁ、と。じんわりじんわり、地道に上昇曲線で、どうも下がってるという感じがしない。めちゃめちゃ元気がありそう、というわけでもないですが、常に前向き、という感じがします。

とまれ、それはいいとして、出会い系。やはり、「恋愛弱者のためのカウンセリングステーション」というか、「非モテであるがゆえに恋人ができにくい」という問題をコンサルティングしてあげる、というコンセプトの出会い系サイトがあってもいいと思います。というか、出会い系の現状も、要はそこにあるわけですから。

結局のところ、今の出会い系サイトは、「現状としての恋人補給問題解決所」になっています。非モテではない(あるいはそうと自覚していない)大多数の利用者の方々は、おそらく否定されるかとは思いますが、サイトの動きを見ていると、結局はそうです。みんな、恋人照会所を欲してるんだな、と。

リアルの紹介サービスなんかだと、今までは恥ずかしさもあって手が出にくかったのが、ネット、それも携帯のサービスになると、そのハードルが取っ払われる、ということですな。