『闘争領域の拡大』ウエルベックすげええ!
らぶらぶきんぐだむ 2005-03-19(Sat)より。こんな本を知った。
http://kiya.s55.xrea.com/?date=20050319#p02
- 作者: ミシェルウエルベック,Michel Houellebecq,中村佳子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
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非モテがらみで俺がおすすめするのは、以前もご紹介した以下の短編集
- 作者: テッド・チャン,公手成幸,浅倉久志,古沢嘉通,嶋田洋一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/09/30
- メディア: 文庫
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「顔の美醜について――ドキュメンタリー」
というものです。「美醜失認処理(カリーアグノシア;通称カリー)」という処置が可能になった社会のお話。
そうです。しゃっつらの美醜が関係なくなった社会の話なのです。これをユートピアととるか、ディストピアととるかは、読んでみてご判断を。
まあ、ユートピアとは言えないかもしれませんが、ものがものだけに、ディストピアでもありませんね。カリーを教育に上手く活用する社会なら、「弱きものへの共感」が生まれるのではないか、と俺は思います。
後は、
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: 単行本
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