舞-HiME

2004年度後半期で一番面白く感じたアニメです。とはいえ、それほど多岐に渡ってチェックしていたわけでもありませんが。

関西では同時間帯(火曜深夜)だった、2003年度後半期の「Gungrave」が面白かったので、どうやら火曜深夜は「当たり」の時間帯のようです。

ホント、これであとは漢たちによる浪漫さえあれば、言うことなしなんですが…。

とはいえ、最終回の楯は良い感じ。さすがドモン(現スネ夫)、あのまま石破ラブラブ天驚拳なら完璧。全編ああいうノリならたまらんですよ。でもまあ、俺はこれを「漢アニメ」として脳内補完しますので大丈夫。「萌え」とは全く逆の妄想法です。

少なくとも、関西では同日放映だった「FANTASTIC CHILDREN」の最終回よりは良かったと思いました。ていうか、エピローグでイケメンソランの生まれ変わりらしき人物が登場してヘルガとくっつく、って、トーマはどうなったのよ、という感じ。あまりに不憫だ。あのラストで一気にトーマが非モテ臭を帯びました。哀れ。

ともあれ、キャラクターや雰囲気は全く違いますが、舞-HiME勇者シリーズに近い終わらせ方だなと感じました。結構未消化な部分もありますが、おおむね上手くまとまってるという感じ。最後の全員復活も、不思議とイヤな印象は残らず。

でも、できるなら、もっと熱い復活のさせ方にして欲しかった…気合の入ってないハイパーモードもいただけない。どうせなら、ラスボス決戦では、全員が立ちはだかって一つずつセリフを言わせるとかのベタな演出があった方が。楯と神崎の決闘も、もっと「熱血戦闘」を発動して欲しかった。けどまあ、女性が主要キャラのアニメじゃそうもいかないか。

サンライズには、あのフォーマットを残してシリーズ化して欲しいかも。次は懐かしの「鎧もの」とかどうでしょう。ボーグマンとか星矢とかトルーパーとかシュラトとかダグオンみたいなの。アムドライバーはさすがにちょっと…。