結局のところ…

俺が恋愛面で「非モテ」だということもさることながら、同性の友人もいない、というのが、個人的には一番の問題だなぁ、と。

酒でも飲んで(いやまあ、俺は下戸ですが…)グダグダと愚にもつかない話をできていれば、ここにこうして愚痴のようなものを載せるようなこともなくなると思うんですよね。
誰にも言えない、というかそもそも聞かせる相手がいないから、ここにこうして発表しているわけですし…。

非モテ関連で色んなサイトを回っていても、そこには友人関係がちらほらと見え隠れしているのに、この俺のサイトには、リアルな生活感なんて皆無で、せいぜいあるのはふつうのフィストファックぐらいなもんですよ。

ネット上でいくら仲良くなっても、それは一緒になって愚痴を聞いてくれる友人じゃなくて、だたそういう「付き合い」のある人なだけで、具体的には何の解決にもならないんですよね…。

出会い系だSNSだと、ネットは恋愛や人脈の面では便利になりましたが、魂の触れ合いのできる友人を得るにはまだまだのようです。ああ、心の友よいずこ?*1

逆に、友人関係というのは、欲望や資本とはほとんど関係なく、偶然や縁のようなものが介在するからこそ、目的のためにシステマチックに構築されたネット上のサービスでは、無目的な付き合いのできる友人を得るには向いていないのかも知れません。

ていうか、皆さん、大人になってからの「友人」って、どこで出会われているのでしょうか?

よく、「大人になってからは、欲得抜きの友人関係というのは難しい」みたいなことを聞いたりしますが、あれは本当なのでしょうか?

と、三十路前のええ歳こいたこの俺が聞いてみます。

*1:これもジャイアニズムの別側面なのです。ジャイアニズムといえば、「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」が有名ですが、「心の友主義」も剛田武の提唱する思想の重要な部分を占めているのです。